人気ブログランキング | 話題のタグを見る

Thank You Steve !

Thank You Steve !_e0004009_037472.jpg

Thank You Steve !_e0004009_037273.jpg

Thank You Steve !_e0004009_0374298.jpg

★2011年10月6日、銀座、GR DIGITAL III、2&3:PCでモノクロ化
スティーブ・ジョブズ氏死去、56歳
朝、自席のパソコンを立ち上げると、グループウェア、スケジュール管理の次にブラウザーを起動する。
最初に開くのはグーグルのニュースサイトだが、今朝は哀しいニュースがトップだった。
最近の様子から「年を越せるか、厳しいな」と思ったが、予想以上に早かった。

1992年4月当時、システムのフローチャートはテンプレートを利用した手書だった。
必要なドキュメントだがメンテナンスが面倒なので(苦笑)現状のシステムと異なる状態が珍しくなかった。
親会社の情報システム部から業務を引継ぐ為には欠かせない資料だったが、案の定、古い状態。
資料を作成する事でシステムの理解も深まるし、欠点や問題点も浮かび上がる。
が、如何せん、根が不精な私に手書の資料を作成する事は苦痛以外の何物でもなかった。
「実は、こんなモノがあるんですよ。高かったけど誰も使って無くてね」と苦笑交じりに差出されたのが
1991年10月に発表されたMacintosh PowerBook 140と、それにインストールされたMacDrawだった。
1992年はWindows3.1が登場する前年。
そんな時代に見たMacintosh PowerBook 140とMacDrawは未来からの贈り物に思えた。
同時に「コレならば“楽しく”資料を作成出来る」と確信した私はPowerBook 140を独占状態で使った。
1ヶ月程で自分の担当するシステムの資料を完成した後は、システムの問題点の洗い出しや
システムの「改良」を積極的に行い業務の効率をアップしてユーザーからも高く評価された。

これがApple製品との初の遭遇だった訳だが、皮肉な事に当時のAppleにジョブスは居なかった。
尚、作成した資料は10年後に汎用機と私の健康と共に不要になった(自嘲)
が「いつかはAppleの製品を自分でも買いたい」と漠然と思い続けていた。
短期間だったが、Apple製品に魅せられた訳だ。

その思いが現実のモノになったのが2009年8月に購入したiPhone3GSだった。
以降、iPod nano、iPad、iPhone4と続く。
Windowsも手放せないが、iPhone4も手放せない存在だ。
Androidにも手を出したが・・・相性が良くないと云うか、イマイチ好きになれない(苦笑)
「もしも」docomoからWindows Phoneが出たら、それに乗換えるつもりだ。

ジョブズの訃報に接して“遺作”とも云えるiPhone4Sに対する想いが募ったが、やはり来年迄待つ。
問題はキャリアで、SBMにするかauにするかは、SBMの1.5GHz帯を利用した高速通信の品質次第だな。
インフラへの投資を前々から真面目にしていれば、過去の件には目を瞑って好感が持てるのだがね、孫justiceさん。

閑話休題。
終日、仕事に集中出来なかったので、退社後は銀座へ向った。
根拠は無いが、自分と同じ思いを抱いた人が集っている予感がしたのだ。
そして、その予感は正しかった。
一枚にプレート書かれたメッセージが、総て気持ちを代弁してくれると思う。

ジョブズ、貴方と同じ時代に生きて、そして、貴方が造り出した製品を使う事が出来て良かった。
貴方が蒔いた種は世界中で必ず芽吹くと思います、少し時間が必要でも。

お疲れ様でした。
そして、サヨナラ。
by photo_artisan | 2011-10-07 00:00 | 日記
<< 銀座の林檎 50mmとのコンビ >>