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対潜哨戒機、西へ

大石英司さんの新刊「虎07潜を救出せよ(上・下)」を読む。
基本的に書籍関係は電車内で読むので「睡魔」が最大のライバルになる。
甚だしい場合、電車が上野駅のホームを離れて間も無く意識を失う書籍も有る(苦笑)
(中断が多くて最後迄読めないので、力量の無い作者の本は二度と買わない)
さて「虎07潜を救出せよ」はと云うと……睡眠不足気味(笑)
元々、D・ブラウンやT・クランシー等のファンで、テクノスリラーを多く読んでいるけど、
御世辞抜きで欧米のベストセラー作家と比肩し得るレベルだ。
同時に、この種のノベルはハード面の描写と、人物描写やストーリー展開のバランスが難しいが、その点に関しても流石。
(尤も“セイラさん”には驚いたが。しかも姓は“鵜飼”だし)
でも、上海でのラストは戦場に散った兵士の哀切が漂う、印象的なシーンだった。

別に大石さんの小説を読むのが初めてと云う訳では無い。
デビュー作以降、何冊か読んでいた。
(だから、有料メルマガの存在を知った時、一瞬の躊躇いも無く購読した)
個人的には「再会」と云う感じかな?

思い返せば、2001年に体調を崩してから読書量が激減……
本を読む集中力が維持出来なくってね(寂)
或る程度は回復したが、それでも以前のレベルには程遠い。
反面「選んで読む」事を覚えたが。

★2004年7月宮古島上野村、F828、トリミング、コントラスト強調
「虎07潜を救出せよ」にも登場する海自の対潜哨戒機P3C
対潜哨戒機、西へ_e0004009_0204881.jpg


余談だが、アダンを主食にしたヤシガニは美味だとか。
で、宮古島のヤシガニは主にアダンを主食にしている珍しい種類。
シーフード好きの作家の方、如何ですか、宮古島でのバカンス(笑)
御多分に洩れず生息数が減少しているみたいなので、早めに行かれた方が宜しいかと。
by photo_artisan | 2006-11-15 12:00 | 宮古島2004
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