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KODAK Ektar47mmF2

ブログ一周年記念として“幻の銘玉”KODAK Ektar47mmで撮影したImageをUP。
このレンズの存在を知ったのは“恩人”田中長徳さんの著作だ。
(「くさってもライカ」だったかな?)
私がアンティークレンズの底無し沼に脚を踏み入れた「最初の一歩」と言えるレンズだ(苦笑)
同時に自分が撮影した写真をネットにアップする切っ掛けとも云える、思い出深いレンズだ。
当時、ネットデビューした直後で専ら御徒町に有る喜久屋カメラの掲示板等に出入りしていた。
そこで“師匠”と呼ぶべき人にエクター47mmを精進した事を伝えたら、撮影した画像を見たいとの要望。
早速、メールに添付して送信したら、何と喜久屋の掲示板にアップされているでは無いか!
でもね、嬉しかったんだよね、自分の写真がネットで公開された事が。
もし、この一件が無かったら、今現在ネットで写真を公開しているか判らない。
余談だが、感謝の意味を込めて師匠のブログを勝手に紹介しよう(笑)
因みにライカデジタルモジュールRのユーザだ。

そのEktar47mmも今現在は手許に無く、今回アップした画像も以前「銘玉ギャラリー」で公開したデータだ。
(コレクターでは無いので、基本的に使わなくなった機材は市場へ還元する)
会社に有ったフラッドヘッドスキャナーを使い(苦笑)サービスサイズのプリントをデータ化。
リサイズ以外のレタッチは施していないと思って欲しい。
(単に知らなかっただけだが)
ライカネジマウントだがMLアダプターを介してライカM6に装着し、主に絞り開放で撮影した。

このEktar47mmは1946~47年に製造されたレンズで、前玉に多くの擦傷が在ったが、それでも、この描写だ。
一番驚いたのは「絞り開放で撮影した筈なのに」と頭を傾げた程、コマ収差が目立たなかった事。
「レンズ設計・製造技術の進歩って何?」
アンティークなレンズの実力を知悉した方ならば、私の想いが理解出来ると思う。
尚、ライカマウントEktar47mmはレアで高価だが、レチナに搭載されているモデルも少数だが有る。
若しかしたら、そちらの方が入手し易いかも知れない。
尚、"made in USA"では無い物はEktarと銘打たれても単なるコピーなので要注意。
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ランキングへの応援を御願します

セコニック「スタジオデラックスIII L-398A」
セレン光電池のタイプは良く使ったなぁ~
3型はアモルファス光電池を使ったタイプ。
露出計の無い寫眞機を愛用の方に御奨め(笑)

しかし、コレがシャッター速度1秒の画像か?
しかも望遠側にズームしたんだぜ……
手ブレ防止機構、恐るべしっ!
★リサイズのみ
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by photo_artisan | 2006-07-01 00:00 | 過去 | Comments(2)

人生の節目

sana_laboさんからのコメントを読んで書き忘れた事に気付いた。
実は昨日書いた撮影とは別に成人の日と敬老の日も十数年撮影している。
成人式は新成人の集合写真とポートレート、それから家族写真を撮る。
馴れない早起きも影響しているのか、それとも晴れ着が原因なのか、緊張気味の新成人が多いので
「ちょっと身体を斜めにして。うん、そうそう、良い感じだよ~」と話掛けながら撮影する。
何しろ20年の人生で最も早起きした日かも知れないのだ(笑)
無論、合間合間に仲間と談笑するスナップも。
家族で撮った写真の中で、親御さんの顔は新成人以上に誇らしげに輝いている。
そして、出来上がった写真を見せた時の嬉しそうな笑顔は……何物にも代え難い。

敬老の日は老人会の宴席を撮影する。
七〇歳以上の高齢者が対象で、私が撮るのは当日参加された方々の集合写真と個々の写真だ。
成人式の華やかさと異なり、和気藹々とした雰囲気が漂う場だ。
必ず「良いですかぁ~、撮りますよぉ~」と声を掛けて撮る事にしている。
カメラを意識させて「カメラ目線」で撮る為だ。
高齢者の写真は、その人の「最後の一枚」になる場合がある。
実際、私が撮った写真が遺影に使われている事も有り、本人が気に入っていた写真だと聴くと感慨深い物を感じる。
高齢者はカメラを向けると畏まった表情に成り勝ちだが、無理に笑わせたりはしない。
それでも、笑顔で撮らせて貰える嬉しいけどね(笑)

結婚式は滅多に無い(苦笑)
が、頼まれたら、その時点でのフル装備で臨むので「コマンドー」のシュワルツェネッガー状態。
最近はキャンドルサービス等、フィルム交換の時間すら惜しい場合はデジカメに切替えて一段落する迄続行する。
余計な事を考えずに、撮る事だけを念頭に撮影する感じかな?

そんな「晴の日」の撮影、「人生の節目」を撮らせて頂く機会に恵まれる事は幸せであり、光栄だと思う。
幸いにして、こちらも「撮れませんでした」と云う機会は無い。
★髪飾りも撮ります。E-300+瑞光35mmマクロ、ストロボ発光
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「CReCo=CREative COntrol(クリコ)」とはプロ写真家横木安良夫さんとフォトブロガーhanaさんの造語
by photo_artisan | 2006-06-15 12:00 | 過去 | Comments(4)

ボランティアの写真家

「プロとアマの違い」と云うテーマの記事を読んで、自分なりに考えてみた。
が、言いたい事は他のブロガーが記述している事に気付いた。
これで終ると石礫を投げられる可能性が高いので(苦笑)自分自身の事を書いてみよう。

エキサイトのネームカードには「ボランティアの写真家」と自己紹介している。
写真が生業では無いので、その点では間違い無く「アマチュア」だが、写真を始めて間も無い頃
(AE-1+Pを買って3ヶ月程経過した頃か?)
知合いの人に「写真が趣味なんだ。ならば、手伝って欲しい事が有るんだけど」と言われた。
内容を聞くと「行事の流れに沿って記録としての写真を撮影して欲しい」との事。
何も知らないのに“二つ返事”で引受けた訳だが、コレが向いていたんだねぇ~、私には。
あれから二十数年の年月が経過したが、今でも年に数回は依頼された撮影を継続している。
でも「撮れませんでした」と云う台詞を口にする経験が無かった事が継続の最大の理由かもね(笑)
他に人が居ない訳では無いのだが、依頼する方は「作品」を望んでいる訳では無く、
初めて見る人でも行事の流れが判る「記録」を望んでいる事を理解出来ない人が多い。
私の場合、超が付く初心者だったので、変な「作風」に染まっていなかった事が幸いした訳だ。
でも、過酷でしたよ。
撮影場所は決められちゃうし、しかもベストポジションとは言い難いし、身動きは出来ないし、
写しちゃ駄目なモノはあるし、フィルムの本数も制限されているのでミスショットは出来ないし、
撮影が終ったら虚脱状態になる程の集中力を要求されるし。
(瞬きもせずにシャッターチャンスを待つ行為は、殆ど狙撃兵に近いモノが有ると自負している)
第一、行事の流れを撮る為に写真を始めた訳では無かったし。
しかも、本業が他に有る訳だから報酬は無く、フィルム等の消耗品を実費精算するだけ。
そんな訳で「ボランティアの写真家」と自称している(笑)

でもね、面白かったんですよ、「記録としての撮影」も。
だから、依頼されたら断らなかったし、今でも断らない。
しかし、この制約だらけの撮影で鍛えられたからこそ、今の写風が在る、と思う。
「無駄になる知識・経験は無い」と云う事か。
★リハーサル風景、GRD、CReCo済み
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「CReCo=CREative COntrol(クリコ)」とはプロ写真家横木安良夫さんとフォトブロガーhanaさんの造語
by photo_artisan | 2006-06-14 12:00 | 過去 | Comments(13)