人気ブログランキング | 話題のタグを見る

宮古島(四日目)

今日も伊良部島へ。
今回の宮古島行は伊良部島をメインに考えたので平良港に近いホテルを選んだ。
※E-1+11~22mm
宮古島(四日目)_e0004009_23562828.jpg

坂の上から佐良浜港を望む。
※E-1+11~22mm
宮古島(四日目)_e0004009_23575186.jpg

更に坂を登ると民家が並ぶ。
路は迷路の様に入組むが基本的に西へ向う。
今回の目的地は伊良部島と陸続きの下地島。
地図で見ると島と島の間に海が有る様に感じたが、イメージが湧かなかった。
じゃぁ~実際に見てみようと思った次第(笑)
※E-1+11~22mm
宮古島(四日目)_e0004009_015389.jpg




住宅街を抜けるとサトウキビ畑が延々と続く。
果たして目的地迄、辿り着く事が出来るのだろうか?
兎に角、行ける所まで行ってみる。
※E-1+11~22mm
宮古島(四日目)_e0004009_04171.jpg

佐良浜港を出て一時間以上経過した頃、傍らに軽トラックが停まった。
見るとハンドルを握ったおじぃが手招きしている。
近寄ると「乗りなさい」と云う有難い申し出。
不慣れな観光客が熱中症にならぬ様、気を使ってくれたみたいだ。
深々と一礼し御好意に甘えさせて頂く。
おじぃ「何処まで行く?」
私「下地島の方へ」
おじぃ「途中で降ろしてあげるから。」
結局、タキフガー迄、同乗させて貰った。
再度、深々と一礼し軽トラックを見送る。
子供の頃、雪の中を歩いていた私を自宅前迄乗せてくれた女性ドライバーを思い出しながら。
傍にあったガソリンスタンドで食堂を聞き、そこでチャーハンを注文。
代金は500円だが量は大盛。
食道が拡張しているので沢山食べれないが残さずに食べる。
だって旨いんだ、これが。
伊良部島の人情が隠し味だったのかも知れない。
食堂を後にして西へ向う。
※E-1+11~22mm
宮古島(四日目)_e0004009_054176.jpg

気が付くと伊良部島から下地島に渡った事を知る。
海と云うよりも干潟と云う感じ。
「たいこばし」と言う橋の欄干には猛禽類の石像が有った。
サシバだろうか?
※E-1+11~22mm
宮古島(四日目)_e0004009_073931.jpg

遠くから旅客機の爆音が轟く。
話題の下地空港が近いのか?
爆音に導かれる様に歩く。
ふと、視界が開ける。
これが佐波田の浜か?
※E-1+11~22mm
宮古島(四日目)_e0004009_010364.jpg

波に浸食されたと思しき岩が点々と続く。
※E-300+シグマ55~200mm
宮古島(四日目)_e0004009_0114822.jpg

此処で気力が尽きた(苦笑)
体力が残っている内に戻る事にする。
仮に体力が尽きたらタクシーでも拾うさ。
と、言う時に限って空車が来ない(苦笑)
それに伊良部島の路線バスはマイクロバスなんだよね……
脇を通過した後に気付く(苦笑)
「最終便に間に合えば良いさ」と気を取り直して歩く。
が、伊良部中学の前で足が止まる。
凄いな、これは。
町を挙げて(島を挙げて)応援している雰囲気が伝わって来る。
※E-1+11~22mm
宮古島(四日目)_e0004009_0133238.jpg

今日も夕陽で締め括り。
結局、伊良部中学を過ぎて暫くした場所で「乗りなさい」と言う御好意に甘えた。
乗る時、降りる時、深々と一礼した事は言うまでも無い。
多分、乗せてくれた人は特別な事をしている意識は無い様に思える。
その人情が涙が出る程、有難かった。
が、次回以降は島の人々に心配掛けない様にしたいと思う。
何故ならば、最初から人情を当てにする事は利用する事に他ならないからだ。
※E-1+11~22mm
宮古島(四日目)_e0004009_016547.jpg

by Photo_Artisan | 2005-07-06 23:53 | 宮古島
<< 宮古島(五日目) 宮古島(三日目) >>