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横木安良夫写真展:Glance of Lens レンズの一瞥

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★GXR+VF-2+50mm
横木さんの写真展Glance of Lens レンズの一瞥へ行った。
横木安良夫さんの名前を初めて意識したのはカメラ雑誌に掲載されたCANONの広告だった。
NewFD 50mm F1.2Lの絞り開放で撮影された男女の写真からは今迄感じた事の無い独特な雰囲気が伝わってきた。
「このレンズを使えば、こんな写真が撮れるのか」と勘違いした私は数年後にレンズを入手した。
が、自分には此のレンズを使いこなせるだけの力量が無い事を痛感しただけだった。

そんな雲上人だった横木さんに顔を覚えて頂けたのはblogが縁だった。
初代GRD発売から間もない頃だから、拙blogを始めて半年も経ってない頃だ。
他にもGRDが縁で知合えた方が少なくないので「人と人を結び付る、ライカに近い存在」に思える。

横木さんの写真には「遠くを眺める眼差し」を感じる事が多い。
不思議な事にポートレートのモデルさんも撮影者である横木さんの遙か彼方を見ている様な印象を受ける。
同じ印象は学生時代の横木さんが撮影したセルポートレートにも感じる。
私の独断と偏見だが「同じ眼をしている」と云えば良いかな。

今回の写真展で展示されている作品で一番印象的だったのは阪神淡路大震災を撮影した22番の写真だ。
アクシデントで光線被りしているのだが、まるで火災の残存エネルギーが写り込んだ様な印象を受けた。
可能ならば、品川へ行って自分自身の眼で確かめて欲しいな。

実はもう一つ、印象に残った事がある。
横木さん自身が書かれたテキストの最後の一文だ。
「写真とは、現実の情景を利用して潜在意識を告白することだから。」

余談だが、普段ならば横木さんのポートレートを撮影させて頂くのだが・・・今回は失念してしまった。
リハビリには時間が必要みたいだな(溜息)
by photo_artisan | 2011-10-02 00:00 | 写真展等
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