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勤め人の追想

“恩人”田中長徳さんのサイン入り「GR DIGITAL BOX」を注文。
近々、到着する予定(笑)
何故、恩人かと云うと「長徳さん抜きに自分の写真は無い」と云っても過言では無いからだ。
元々ネイチャー系がメインだった私が都市に目を向けたのは、長徳さんの影響だ。

当時はEOS-1nのHSとRSをメインに使い、ライカやコンパクトカメラ等は【圏外】だった(笑)
しかし、シャッターを押せば写る写真を見ながら
「ピントも露出も合っているが、自分が撮った写真なのか、カメラが撮った写真なのか」
そんな疑問とも不安とも云える感覚に捉われていたのも事実だ。
「AF一眼レフ以外のカメラだと、どんな写真が撮れるのだろう?」
そんな漠然とした事を思っていた時に発表されたのが、CONTAX-G1だ。
「対称型広角レンズのビオゴンは一眼レフには使えないタイプ……か」
渡りに舟、ならば使って見よう!
(それまで広角レンズの経験はNewFD28mmF2とEF28-80mmLだけ)
ビオゴン28mmで撮影した写真は衝撃的だった。
発色、コントラスト、歪曲収差、解像度……総てが未体験ゾ~ン(笑)
「これがツァイスレンズか……」
だが、この時点では都市と向合う迄には至らなかった。

運命の分れ道は(笑)長徳さんの「温故知新のCONTAX」と出会った事だ。
ユーモアに溢れた長徳さんの文章は仕事で疲弊した頭をリフレッシュするのには最適だった。
が、実際には長徳さんに「洗脳」されていたのかも知れない(笑)
当時出版されていた著作を全部読み耽り新刊は必ず購入したので、私の通勤鞄には必ず長徳さんの本が入っていた。
そして、都市と向合いたいと云う気持ちが徐々にでは有るが確実に増殖していた……
★上野にて、GRD、都市はARTで溢れている。
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by Photo_Artisan | 2006-02-09 00:00 | the Mirror World
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