某企業の環境マネジメントシステムPR冊子に掲載する画像データを22日に納めた。
ユーザの要望は「ビルと人」が写っているImage。
しかし、昨今の肖像権問題や個人情報保護との絡みを考えると顔が判別出来る物は避けたい。
個人を特定する事は出来ないが、人が存在している事が伝わるImage。
この相反する要望を満たす為に思い付いたのがスローシャッターでの『残像』だ。
21日夕方、ロケハン(ロケーションハンティングの略)の結果を反省して30分早く撮影開始。
GRDの設定は、AF、絞り優先AE、マルチパターン測光、WBはオート。
暗くなってからは車のヘッドライトを利用する。
ロケハンも含めて撮影時間は1時間半程度。
翌日、過去に撮影した丸ノ内八重洲ビル等や“自然”を表現する宮古島の画像も含めてユーザに見せる。
思惑通り、宮古島やヘッドライトの光芒は気に入って貰えた。
実際に使うか否かは委託したデザイナー次第だが、今回の依頼に関しては責任を全うしたと思う。
しかし、丸ノ内と云う“馴染の場所”だからこそ、可能だったかも知れない。
場所・時間等の制約に左右されず、常にベストな撮影が出来る様、精進を重ねたい。
制約と云えば、昼間、撮影出来なかった事が最大の制約かも知れない。
が、来年は業務として請負える事になる可能性も有る。
さて、どうなりますやら(笑)
★共通データ:丸ノ内、GRD、三脚使用、CReCo済み
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★本日の画像、F88、デジタルズーム、CReCo済み
★おまけ
小説よりも坂東真砂子本人の方が怖い……
「CReCo=CREative COntrol(クリコ)」とはプロ写真家横木安良夫さんとフォトブロガーhanaさんの造語